先日、
「中島みゆきコンサートツアー2007」(大阪・フェスティバルホール)に行って来ました。
甲子園在住・しろくま部長の熱烈なオススメで聴き始めて約2年。
昨年は
「夜会」に行くも、ライブは初体験。
正直知らない曲の方が多く、美里や大西ユカリのように楽しめるかどうか不安でした。
感想。
いやー・・・・すごい。今年のベストライブに決まりです。
ファンになる人の気持ちがよくわかる。
8400円払って見る価値は十分にあります。
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★ここから先はネタバレありです。お気をつけください。
でもセットリストや衣装は「日替わり」のようで、
みゆきさん曰く
「別の公演を見に行った人と話が合わない」そうです(^^;
午後6時半開演。
赤いドレスのみゆきさんが颯爽と登場。オープニングは「御機嫌如何」。
やはり実力。CDの声質とまったく一緒で、崩れてない。
不思議やなー、と思ったのは聴いたことのない曲でも
どこか聴いたことがあるような気がすること。懐かしい感じ。
今年はニューアルバムが2枚出たので、それ中心かと思いきや
昔の曲もバランスよく入ってて安心。
「誕生」「with」「命の別名」「ホームにて」「1人で生まれてきたのだから」etc.
そして噂どおり(笑)
「泣き笑い率」が非常に高い!
周囲では、目の辺りをぬぐったり鼻をすする人が当たり前にいる。
その後、ホニャララ声なみゆきさんが喋りでさんざん笑わせてくれるので
(観客に書いてもらった「おたより」を紹介するコーナーも。ラジオのノリです)
そのギャップにすっかりまいってしまいました。
とにかく、観客に満足してもらおうというプロ意識がとても高い。
その中でセットもメンバーも曲順も衣装もMCもすべて、
無意識のうちによく計算されているのだと思います。
みゆきさんの歌は「暗い」とか「情念」とかよく言われる。
でもよく聴けば、人間にとってよくあること・
当たり前のことを歌ってるだけに過ぎないのだと感じる。
人はみんな、楽しいことの方が好きだ。嫌なこと(=現実)はなるべく見たくない。
私が今まで、中島みゆきを聴けなかった理由はそこにある。
彼女はその現実をありのまま受け止め、昇華させるために歌ってるのかもしれない。
言葉は厳しくても、その中に秘めた希望や慈悲は深く暖かい。
幸せな人のための歌などいらない、とばかりに。
私は普通、悲しい・苦しい・悔しい時にしか泣かない。
本や映画やドラマなんて、涙も出ない。
でもこの日歌われた「ファイト!」では、号泣した。
いろんな歌手がカバーしてすっかり有名になったので
もう本人は歌いづらいのかな・・・と思ってたけど。
「私の敵は 私です」
「闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう」
「あたし 男に生まれれば よかったわ」自分を自分で慰めるのは、ずっと滑稽やと思ってきたけど
そんな体裁、もう必要ないと気づかせてくれた名曲。
本編終了。アンコールでは一転、ライブハウスのような激しさ。
「本日、未熟者」でギターを弾きながらみゆきさん復活。
近年はロック調の曲が浸透してるだけに、違和感がない。
アレンジされた「地上の星」、ラストは「背広の下のロックンロール」。
いつ見てもきれいな姿・・・・苦労を人に見せないのも魅力かな?
本編ラストに、みゆきさんが言った言葉に震えました。
「同じ時代に生まれてくれて、ありがとう。」「ありがとう」は普通やけど、ここまで言える人はなかなかいない。
みゆきさんにとっては時間の捉え方さえ違うのかなー、と考えてしましました。
まあそれにしても改めて、ええライブでした。次回も絶対行こ!
<画像>ニューアルバム「I Love You,答えてくれ」の題字(現物)。
作:「三代目魚武濱田成夫」